家庭で絵手紙を教える方法/小学3~4年(その1)

ここでは、道具の準備と、お友だちの作品を見てから感想を聞きましょう。

絵画用の道具は、学校に置いてある場合が多いので、各家庭で予備をそろえましょう。
1)書く用紙 

3~4年生は大きい用紙から次第に普通のはがきに移行します。
 ハガキは水採用のはがき。枚数多く書くのに向く。
 なれたら、少しだけにじむ絵手紙用のハガキでもいい。
2)線を書く道具。 
  水性ペン 0.5~1.0  ボールペン 0.7~1.0
  なれたら、筆ペン(青墨)も使える。 なれたら油性ペンも使いましょう。
3)色を塗る道具   基本として、水彩絵の具を使いましょう。

  汚れがついても落としやすいもの。
  色塗りの筆、細いものと、太いもの。2~3本があれば便利。
  または、水の入った水筆ペンというのも便利。
4)パレット  百円ショップにあるもので十分。 
5)新聞紙、テッシュペーパー、水入れは紙コップでもいい。
 プラスチックの水入れ、代わりにガラスの小さいコップ。

小学3年生と4年生は一番活発で、何にでも興味を示すころです。

何でも吸収しますから、教えたくないものも危ないものにも手を出す年令です。

それだけに、親は油断できません。

飽きられない工夫も必要です。

絵画指導の指針の情報は文部省の資料にあります。

全く面白くない資料です。形をとらえるとか、が書いています。

絵手紙にすれば解決することばかり書いていました。

学校では絵画の書き方という題にすると、皆が同じような構図ばかりです。

どうして、同じものを書くのでしょうか?

学校での授業が、一つの答えばかり求めていて、習慣になっているんですね。

個性的なものが出てきません。

個性的な絵画の一つとして、「絵手紙の書き方」を取り入れることを提案するものです。

発想指導、自分が何かになったつもりで絵を書く

虫になったり、花になったり、先生になったり、鳥になったりするのはどうでしょうか?


お友だちの作品例

1)かき おいしそう

絵がヘタに見えますか?これは、墨と筆で書いたので、難しい書き方の作品です。

短い言葉を左右に分けて書いています。

色の塗り方は、全面的に塗られていない所が、特にいい味、雰囲気をだしています。

3年ー柿

2)リコーダー

先生に、自分のことを知らせています。

自分のおもしろいことを、正直に先生に知らせています。

自分の心、気持ちをストレートに出せるのがいいんです。

リコーダーも真ん中に、ドーンと書いていて男の子らしさが出ています。

3)グローブ

おばあさんに買ってもらったグローブ。感謝の気持ちが伝わります。

大切にするよの言葉が、おばあさんの心にひびくでしょう。

4)目の上、まっ白。

顔の書き方、迫力ある。全部を書かないで、大きく見える書き方です。

普通は、顔がいっぱい陽に焼けたという書き方をします。

ところが、目の上の白いところを強調するのは、いいアイデアです。

言葉の書き方、太さ、指のピース、どれも合格です。

5)自転車

6)おばあさんのスイカ

6)飛行機

7)じいじとばあば、元気ですか?

8)流しそうめん

9)将棋おしえてくれてありがとう

10)無理しないで

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください